2019/09/03
「スーツは経費になるのか」すごく判断に迷う問題で、税理士によっても見解が分かれるところですが、私個人の意見としては、「経費にするのは難しい」です。
経費になるのは仕事に関係するものだけ、ということならば、「仕事以外ではスーツを着ない」人にとっては、スーツは経費にしてもよさそうです。
ただこのスーツ、他の用途に使えるとなると、話は違ってきます。
- 友達の結婚式に着ていく
- デートでも使う
- 飲み会に着ていく
そうなると、プライベートでも使うものですので、経費とはできません。
税務調査でも経費と認められないものの筆頭にあげられます。
正直私も「そんなものまで経費にしなくても…」というのが本音です。
(大きな声では言えませんが)
明らかに仕事のためだけに使うものでない限り、公私の区別が難しいものについては経費にしないようにしています。
なんでもかんでも仕事とこじつければ大丈夫と書かれた無責任なサイトも見かけますが、ちょっと考えてみてください。
人と会う仕事をしている人が、相手に不快感を与えないための費用として、「美容院代」「ネイルサロン代」「化粧品代」「エステ代」「洋服代」なんて、認めてもいいでしょうか?
これって、普通に生活しててもかかったりしませんか?
屁理屈言ったらキリがないでしょう。
洋服なんて生活必需品で、仕事してなくても着ています。
逆に言うと、「仕事にしか着ない」服なら経費にしてもいいということです。
例えば、
- 白衣や作業着
- お店屋さんの制服
- 歌手のステージ衣装 など
わかりやすいですね、当たり前でしたか。
当たり前のことを当たり前にやればいいというのが私の答えです。
〇◆〇◆ひとりごと〇◆〇◆
「スーツは経費か」と検索すると、「こう主張すれば認められる」とか、「こんなふうにすれば経費にできるかも」といったようなテクニックばかり出てきますが、正直どうでもいい気がしています。
そんなことより、本業のこと考えなよ、と言ってやりたくなります。
スーツをいかに経費に入れるかなんて小っちゃいこと考えてるより、やることあるでしょ。
(これを言うから嫌われる)
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