2019/09/03
3連休に1日くっつけて、新潟の夫の実家の片づけに行っていきました。
ずいぶん片づいてきましたが、まだまだ山ほどものがあります。
もう40年近く前に建てた家なので、とにかく収納がたくさんあります。
押し入れだけでなく、家のあちこちに物入れがあり、中に入るのが怖い広くて暗い納戸もあります。
今回は収納について考えさせられました。
わが家でもそうですが、家を探すときには十分な収納があるかどうかとても気になります。
不動産屋さんに物件を案内してもらうときにも「ここは収納が広くて充実していますよ」という説明があったりします。
広くてたくさんの収納というのは、大きな「ウリ」だったりします。
でも、本当にそうなんでしょうか。
「広くてなんでも入れられるから、とりあえず取っておこう。」
間違いなくこうなるでしょう。
使わないものや用済みのものまで、捨てずにしまいこんで、結局どこに何があるのかわからずに、必要なものまで出てこなくなってしまうのです。
少ない収納スペースに入る量だけを持つようにすれば、持ち物を厳選したり、整理したりして、かえって片づいています。
スペースが狭ければ、持ち物を吟味せざるを得なくなります。
そうすることで、不要なものを捨てたり、家に安易にものを持ち込むことを防げるようになるのです。
片づかない人は、収納が少ないから片づかないのではなく、片づけられないから散らかるのです。収納の多い少ないは関係ありません。
たっぷりの収納スペースがあったら、逆に何にも捨てられなくて、さらに深刻な状況になるでしょう。
ものが多いと、管理するのも大変になります。
管理をしないでいると、常に探し物をしている状態になり、これが進むと、探しても出てこなくなって結局買い直しをしなくてはいけなくなります。
収納が足りないと悩んでいる方、収納グッズや家具を買い増しする前に、ものを減らすことを考えませんか？
今あるスペースに収まるだけのもので生活すること、これを目標に持ち物を見直してみましょう。
わが家でも、収納スペースを減らす方向で、目下持ち物を見直し中です。
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