支払の証拠は必ず残しましょう

質問：

仕事関係の経費の支払は

• 口座振り込み
• クレジットカード
• 現金

どれがいいですか？

答え：

どれでもいいです。

 

どれでもいいんです。

どうやって支払ったなんてどうでもよくて、その支払いが本当に仕事のものかどうかが問題なのです。

お店で備品を購入したときは、現金かクレジット払いだと思いますが、どちらも領収書が出ますので、それが支払の証拠になります。

もちろんレシートでも構いません。

クレジットカードの支払明細は領収書ではありませんので、ネットで買い物した時などは、領収書や支払情報をプリントアウトして、領収書の代用とします。

セミナー代金などの振込は、領収書が発行されない場合が多いですが、振り込んだときの振込明細書を支払の証拠として保管することになります。

仕事関係の出費をしたら、その支払いの証拠はきちんと保存しておきましょう。

「振込明細書なんてなくても、通帳に出金の記録があるから大丈夫」と、保存していない人もいるようですが、それだけでは経費を支払った証拠としては私は弱いと思っています。

何のための支払かわかるもの、例えばセミナーの案内や「振込ありがとう」メールを印刷したものを証拠として保存しておいた方がよいでしょう。

 

今なら何のための支払かわかりますが、3年後に聞かれた時にすぐに答えられますか？

誰が見ても何の支払かすぐにわかるように、帳簿の記載と証拠書類の保存が必要になるのです。

合理化もいいですが、経理の最低限のルールというものもあります。

経費にするなら、支払の証拠書類（請求書や領収書など）の保存は必須だと思いましょう。

 

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