2019/09/03
わが夫は家事が苦手です。
ただ、いい年してから何度か一人暮らしを経験するうちに、ずいぶんとできるようになりました。
初めて一人暮らしをするときに、私の得意ないい加減料理のレシピを、イラスト入りで一冊のノートにまとめて渡したら、そのなかからいろいろ作ってみたようです。
料理本はハードルが高いので、「なんだ、こんなんでいいのか」レベルの、料理の基本を無視したなんちゃって料理ばかりですが、ずいぶん役に立ててもらえたようで、レシピ集を作った甲斐がありました。
結婚したばかりのころは、「できる方がやればいい」と言っていたのに、自分の方が早く帰ってきても、
「まだお腹すいてないから、ゆっくりでいいよ」
と、食事の支度をさも私の仕事のようにくつろいでる姿に、はらわたが煮えくり返ったことも数えきれないほどありました。
結婚なんて家事の負担が増えるだけだから、しなければよかった。
何度そう思ったことでしょう。
私だって仕事してるのに。
悔しくて、家出して事務所で一晩明かしたこともありました。
誰かの投稿で、
「夫と思うと腹が立つ、これはチンパンジーだと思えば腹も立たない。」
というのを見て、
「なんだそうか、うちのはオランウータンだと思えばいいのか。」
確かにそう思うと腹の立つことも少なくなりました。
でも、このあきらめの心境になることは根本的な解決にはならず、やはり時々は不満爆発させてきましたが、ある時、爆発ついでに、お互いのできることとできないことを明確にしてみたのです。
すると、夫もできないことがたくさんあって、私に負担がかかっていることを理解して、自分のできることを探して積極的にやるようになりました。
お互い、やってもらったことには素直に感謝して、その感謝を口に出すようにもなりました。
結婚して5年目、ようやく相手に対して敬意を払い、尊重できるようになりました。
これは夫には内緒ですが(内緒になってない)、結婚してからも仕事で旧姓を使い続けたのは、離婚したときに名前が変わると仕事上の手続きが大変だったからです。
再婚した時、つくづく自分は結婚に向いていない、また離婚するかもな、と本気で思っていました。
ようやくずっと二人でがんばれそうだと思ったので、3年目のときに仕事上の名前も、旧姓から結婚後の姓である「山口」に変えました。
結婚て、妥協だとかあきらめだとか言う人もいますが、私は短気で面倒なことが嫌いなので、それだけであれば直ちに関係を清算するでしょう。
たくさんぶつかって、たくさん話し合ったから、ようやくストレスのない関係を築けたんだと思っています。
「仕事をやりたりないのなら、気が済むまでがんばれ」
ありがとう、がんばってきます。
これからも、お互いのやりたいことを応援し合える関係でい続けたいです。
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今日の雨は激しかったです。
毎年あちこちで大きな被害を引き起こす大雨が降りますね。
ちょっぴりですが、災害の備え、意識するようになりました。
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