2019/09/03
たくさんものを持っていたころ
今朝の天気予報で、天気の良い日は大掃除をしましょうとお天気キャスターが言っていました。
掃除はこれからの予定ですが、捨てるものは年末年始のゴミ収集日をにらみながらせっせと袋に詰めています。
ブログを書くようになってから片づけについてよく考えるようになりました。
以前は「片づけ」=「収納」と思っていましたが、本当は違います。
不要なものを取り除いて、必要なものを使いやすい状態にすることです。
作業としては「捨てて」「しまう」ことです。
捨てずにしまうことばかり考えると、収納グッズに走ります。
私も隙間家具や省スペースグッズが大好きでした。
収納ケースにキャスターを付けて引き出しやすくしたり、家じゅうのサイズを測って各スペースにぴったりの収納用品を探したり、たくさんのものをいかにきれいに収納するかばかりを考えていました。
理想は必要最小限のものだけの暮らし
揃いの容器に入ったおびただしい数の調味料、あれば使うのですが、結局使い切れずに一度すべて捨てました。
塩や醤油など基本的なものとよく使うものだけを使いきりサイズの小さい容器で買っています。
バジルや大葉、パクチーなどはベランダで育てて、使う分だけ収穫します。
新鮮なものをいつでも食べられることと、土と緑をいじることで生活にゆとりができてちょっぴり豊かな気持ちになれました。
クローゼットや引出しがスカスカになったことで、ものが探しやすくゆったりした感じがします。
この、ゆったりした感じという抽象的な感覚がとても大事です。
雑誌などですっきりしたインテリアの素敵なお宅の写真を目にしますが、どのお宅もすべてがゆったりしています。
ごちゃごちゃしたりぎちぎちしたりが全くありません。
こういうお宅は見えないところもゆったりと収納されているのでしょう。
余計なものがないと、たとえ場違いなものが家の中に入り込んできたとしてもすぐに気が付きます。
必要ないものは家に入れない、入ったとしてもすぐ取り除く。ものを増やさない努力はきれいな家を維持するための鉄則です。
片づけの目的は人それぞれ違いますが、片づけはその人にとっての快適な生活を送るための手段であります。
新年を気持ちよく迎えるため、とりあえずどこか1か所でも「片づいた場所」を作ってみてください。
そこから理想の生活が始まりますよ。
☆★☆★編集後記☆★☆★
昨日は久しぶりに深大寺と神代植物公園に行ってきました。
人が少ないように感じました。年末だからでしょうか?