2019/09/03
私が違和感を感じる言葉のひとつに「メンター」というのがあります。
指導者とか助言者とか相談相手とか、そんな意味なのだと思います。
ビジネス系のコンサルタントなどの本やブログでは、「成功してる人には必ず優れたメンターがいる」とか「メンター無くして成功はない」など、「メンター」という言葉が必ずと言っていいほど出てきます。
なぜかこの言葉を目にしたとたん、その人が胡散臭く見えてくるから不思議です。
多分、自分が「起業家」もしくはその卵たちの「メンター」になりたいんでしょうね。
こういう人たちの「メンター」という言葉の意味って、イコール「教祖」に感じるのは私だけでしょうか?
「メンター」の著書を買いまくり、ストーカーのごとくセミナーに通いまくり、コンサルやイベントなどその「メンター」に会える機会があれば時間もお金も惜しまず突っ込む。
盲信してるところなど、新興宗教じみてるように思うのですが。
お手本や目標になる人を作るのは悪くないとは思いますが、起業家って自分で考えて決めるのが基本じゃないんですか?
誰かの言うとおりに行動したって仕方ないでしょ。
相談できる人だって、何も一人って決めなくてもね。
ぶち当たる問題ごとに、その道の専門家や先輩や仲間に相談すればいいような気がするんですけどね。
いわゆるコンサルタントに心酔したり盲信したりするの、ちょっと危険です。
何人かのよいところだけをつまみ食いするくらいにとどめた方がいいですよ。
「今まで1万人の起業家の売上を5倍から10倍にしてきた凄腕コンサルタント」の言うことが、必ずしも自分に向いているわけじゃないし、効果が出るわけでもないですから。
信じて言われた通りにしたあげく、気がついたら借金背負っていたって、責任とってくれるわけでもないし、赤の他人ですから。
「メンター」探すより、自分自身と向き合う方がいいんじゃないかと思う次第です。
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広島のもみじまんじゅういただきました。
夫は生もみじが大好きで、出張カバンに3個詰めて東京に出かけました。
おやつ持っていくなんて、もしかして遠足か?
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