2019/09/03
二つの名前
私には2つの名前があります。
一つは戸籍上の名前。もう一つは仕事上の旧姓です。
銀行口座もクレジットカードも旧姓と戸籍上の姓のものが混在しています。
圧倒的に旧姓のままのものが多いので、新しい姓で呼ばれても自分のことだと気が付かないことがよくあります。
旧姓使用の弊害
税理士の資格は国家資格ですから、戸籍や住所に変更があったらその都度届けなければなりません。
税理士の仕事上は、結婚して戸籍上の姓が変わったとき、旧姓と新しい姓のどちらかを選ぶことができます。
旧姓を選ぶ場合には、旧姓使用の申請をします。
申請が通ったら、税理士としては旧姓の使用しかできません。
旧姓で仕事をしてきましたから、当然のように旧姓使用をしましたが、最近旧姓と新しい姓が混在している状況が煩わしくなってきました。
おまけにこの3年間で住所が2回変わっています。
気が付いたものから住所を変更してきましたが、忘れたころに変更し忘れていた弊害が出てくるものがぽつりぽつりあります。
仕事上で使っている銀行口座は旧姓のままにしてあるのですが、住所変更をしなければなりません。
先日、定期預金を一部解約しようと思ったのですが、手続きに窓口に行くと姓を変更しなければいけないことに気が付きました。
ネットでいろんな変更ができるような手続きの申し込みをして、審査が通ってから住所と解約・預け入れの手続きをしなければならず、とても大変な思いをしました。
これらにかかった時間は本当に無駄な時間です。
やはり女性ばかりに負担がかかります
以前結婚した時にいろいろな変更手続きをして、離婚したときにまた手続き、これが結構面倒でした。
ですので、今回は戸籍上の姓でないとダメなもののみの変更をしたのですが、そのおかげでいろんな住所と名前が混在する結果となり、自分のことなのに管理しきれなくなってしまいました。
こんなときは選択制別姓なら楽なのにな、と少し思います。
大きな声では言えませんが、日常生活を旧姓で通していると、なんだか結婚した自覚があまり芽生えてこない気がします。
名前ってただの識別記号のように思っていましたが、そんなことはないですね。
全ての住所と名前を統一したい気持ちはありますが、仕事上の名前を変えることによる弊害を考えると、どちらとも決めかねます。
ほとんどの男性は結婚や離婚によって、こんな面倒な思いをしないで済むんだなと思うと、なんだかもやもやします。
☆★☆★編集後記☆★☆★
今日は確定申告の相談員対象の説明会に行ってきました。
ついこの間行ったばかりのような気がしますが、もうそんな季節がやってきたんですね。
ふるさと納税、ちょっとおさらいしておきます。