経費にできるものは意外に多い

お客さまと喫茶店で打合せした後、レジでレシートをもらわずに立ち去ろうとする人、よくいます。

そんなときは、隣から「レシートお願いします」とお節介して、「これからは必ずレシートもらって、経費にしてください」と伝えます。

ちょっとしたことですが、塵も積もれば…です。

仕事の打ち合わせをしたのなら、コーヒー代も立派な経費です。

仕事先にケーキの差入れ、なんていうときも経費になります。

飲食店を経営している人が、新しくできたお店や話題のお店に偵察に行って、飲食した場合のその「飲食代」も経費です。

無理やりこじつけるのは感心しませんが、自分の仕事に必要な出費なら経費にできます。

「必要な」の範囲の判断が難しいかと思いますが、自分で必要だと思うのなら、それは経費でよいでしょう。

仕入とか交通費などのように、直接仕事に関係するものだけでなく、例えばブログでどんどん発信してお客さんを増やしたいと思っているのなら、ブログの書き方のセミナー代ももちろん経費です。

経費の範囲は意外と広いです。

ただ、節税本や節税ブログで、「こんなものを経費にしたけど、税務署から何も言われなかったからOK」というのは信用しないでください。

それは、たまたま見つからなかっただけであって、大丈夫なわけではありません。

それに、その人と自分のやっている仕事や環境が全く同じということはありません。

ある人には経費になっても他の人にはならないものはたくさんあります。

その出費が、自分の仕事にどう必要なのか、どんなふうに役立ったのか、説明できるものであればそれは「経費」です。

見落としている出費がないかどうか、まだ確定申告の期限が迫っていないこの時期に、振り返ってみてください。

ネットでした買い物やセミナー代金など、もれたらもったいないですから。

 

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