2019/09/03
若い人の片づけと年配の人の片づけは違う
片づけと聞いて、何を思い浮かべるでしょう。
先日30代の女性何人かと片づけについて話をする機会がありました。
みなさん片づけというと、家の中を美しく整理整頓するイメージをお持ちでした。
子育て中や共働きなど、忙しくて家の中が散らかりやすい世代では当たり前なのかもしれません。
私も少し前までは、いかにすっきり住まうかや、使いやすく見栄えの良い収納はどうしたら作れるかなど、モデルルームのようなインテリアにすることばかりを考えていました。
今の私にとっての片づけとは、生前整理や実家の片づけのような終わりの準備のイメージです。
そう話すと、みなさん一様に驚かれて、「そっちの方は全く考えたこともなかった」と言われました。
さすがに若い人にとっては老後の準備とか介護などは身近な話題ではないのでしょう。
老後の片づけは早めに取りかかることをおすすめします
私が最初に老後を意識したのは離婚した時だったような気がします。
一人になって、自分の食い扶持は自分で稼ぐ、死んだら甥っ子姪っ子に迷惑かけることになるから、なるべく身の回りの整理はしておこう、などそんなことからだったと思います。
気がつけばあっという間に年を取っている、なんてことありそうです。
元気なうちはまだ早いと思うかもしれませんが、元気なうちにこそ身の回りの整理を始めるべきなのです。
片づけは思っている以上に気力と体力を消耗します。
年齢が上がれば上がるほど片づけが面倒になったり、片づける体力がなくなってきたりします。
「子供たちに迷惑かけたくない」と思い始めた人は、片づけの適齢期かもしれません。
モノを減らす基準
毎日少しずつでも自分の持ち物を見直してみませんか。
判断基準は「いる・いらない」「使う・使わない」「ないと困る・他のものでも代用できる」こんなところでしょうか。
自分がいなくなった後、この家を子供たちが片づけることを想像してみてください。
ちょっとやる気になりませんか?
難しく考えずに、ただモノを減らすことを念頭に置いてやってみるといいですよ。
☆★☆★編集後記☆★☆★
観葉植物の土が乾くのが早くなったような気がします。
季節が進んでいるんだなあと感じました。
もうじき梅雨入り、その前に大物を洗濯しておかないと…