2019/09/03
感覚ではなく、理論的に判断する
片づけると人生が変わる、こんな内容の本をよく見かけますが、そんなばかなと思っていました。
「仕事がうまくいくようになった」「やりたいことが見つかった」「恋人ができた」
どれも根拠に乏しく、感覚的な記述が多かったからです。
ただ、片づけが苦手な人には共通点があるように思います。
それは、理論的に物事を考えることが苦手ということです。
片づけの過程でこれを克服できた人は、思考が変わって生活も変わる、という意味で「人生が変わる」のではないでしょうか。
そこにあるものがなぜ必要なのか、いつどこでどのくらいの頻度で使うのかを、ひとつひとつ考えると要・不要、収納場所が自ずと明らかになってきます。
ただ、これだけでは判断できない大切なものは取っておいてもよいでしょう。
片づけが進んで、理論的にものを見られるようになると、大切の基準も変化してきます。
改めて見直すと、捨ててもよいものが出てくるかもしれません。
片づけると節約になる
片づけは不要なものを取り除いてすべてのものを使いやすくする作業です。
ものは少ない方が圧倒的に管理しやすいです。
どこに何がどれくらいあるのか、管理されていれば探し物をすることもなくなります。
同じものをいくつも買うこともありません。
時間とお金を節約することができます。
時間、ということで言えば、家事を効率よくこなすことでさらに有効に使える時間が増えます。
よく使うものはすぐに取り出せる場所へ、使う場所が決まっているものはその使う場所へしまうことで時間短縮につながります。
当たり前のようで、意外とできていない人が多いです。
些細なことのようでも、毎日の積み重ねで大きなロスになります。
片づけは慣れ
慣れてくるといるいらないの判断が早くなります。
例えば郵便物。
私は郵便受けから取ってくるとすぐ開封して、その場でいるいらないを分けます。
仕事柄、期限にはかなり神経質なので、自然と身についた行動なのかもしれませんが、返信や手続きなど処理が必要なものは、やはりその場でしてしまいます。
反対に、我が家族はいるいらないの判断が苦手なため、とりあえず積んでおきます。
気になって開封したものでも、「後でちゃんと見るから」とまた封筒に戻してしまいます。
たまに一緒に見るのですが、回答期限がとっくに過ぎたものなどがいくつも出てきて正直怖いです。
後回しにしないと決めると、その場で判断する癖がつきます。
最初は時間がかかりますが、慣れてくると自然にいろんなことの判断が早くなってきます。
まとめ
人生が変わる、というのは少し大げさかなと思いますが、片づけを理解すると頭の中が整理されるということは確かにあります。
優先順位がつけられるようになった
判断の速度が上がった
こんな好ましい変化を実感するためにも、片づけを理論的に理解することが大切です。
☆★☆★編集後記☆★☆★
昨日歯医者さんで、口の中に骨が飛び出てきていると言われました。
歯を強くかみしめる癖があるため、負担がかかっているようです。
唇を閉じても歯は少し開けているのが自然な状態だそうで、今後はこれを心掛けるよう指導を受けました。
いつも歯をしっかり噛み合わせていたので、ちょっとびっくりです。