2019/09/03
掃除魔でした
私はものが出ていない状態の部屋が好きです。
床はもちろん、カウンターの上にもテーブルの上にも何にも置きたくありません。
一番の理由は、掃除のしやすさです。
ひとり暮らしのときは、朝起きるとクイックルワイパーで家中をくるり、夜帰宅したら家に入りながらまたくるり。
部屋にいるときはあちこちハンディモップでなでて回るので、どこもかしこも塵一つありませんでした。
人間埃ぐらいじゃ死なないと言いますが、埃の中ではくつろげないので、どんなに疲れていても掃除だけはせずにはいられませんでした。
今思うと、何かにとりつかれていたのかもしれません。
家は人が住んで育つ
ほんとうは、センスのいいお友達の家のきれいに飾られた雑貨を見ると真似したくなります。
季節の小物があちこちに飾られて、こういう家で育つ子供さんはきっと将来こんなあったかい家庭を築くのだろうななどと想像して、ちょっぴりうらやましくもありました。
家ってモデルルームよりも実際に人が住んでいる方がずっと素敵に見えます。
そこに住む人の家族構成や趣味、価値観などのライフスタイルが家を作っていくからです。
殺風景な自分の部屋は、心の表れなのかもしれませんね。
片づけの最初の一歩
家を片づけるときに最初にするのは、どんな生活がしたいか考えることです。
家族が集まってにぎやかなのがいい、一人静かに本を読みたい、お友達を呼んでお茶を飲みたい、どんなことでも結構です。
その生活を実現するためにはどうしたらいいか、何から手を付けようか、考える過程でものが多すぎることに気付いて不要品は処分する。
自分で気付いて処分ができればリバウンドはしません。
片づけは技術と言うより意識の改革です。
自分にとって、家族にとって、どんな空間が好ましいのか、片づけに着手する前にじっくり考えてみましょう。
まとめ
すべて収納された部屋が必ずしも良いとは思いません。
小さい子供さんがいるご家庭では、おもちゃがたくさんある空間が幸せに感じるのかもしれません。
そこで生活する人がくつろげる快適な空間を作るのが片づけの本来の目的です。
始終探し物をしたり、不要なものがあふれている空間は快適とは言い難いでしょう。
「わが家が一番」と家族みんなが思える家にしたいですね。
☆★☆★編集後記☆★☆★
昨年に引き続き、武蔵府中税務署で確定申告の決算説明会の講師をすることになりました。
あがり症で、今から緊張しています。
誰かあがらないよい方法があれば教えてください。