2019/09/03
この週末は、以前所属していた東京税理士会の支部の先輩方とお会いしました。
「戻っておいでよ」と、東京に戻るための具体的な方法などをあれこれ考えていただき、気持ちが揺れました。
東京に戻るときは離婚するときだと思っていましたので、みんなが幸せになる働き方・暮らし方の提案をいただいて、私の頭は固かったことに気がつきました。
自由な働き方って、時間や場所のことだけじゃなく、一番肝心なのは柔軟な考え方なんですよね。
既成概念や固定観念にとらわれていては、新しいことを始められません。
こうあるべき、こうするべき、という「こうしなければならない」という考えが先に立ってしまい、自分のやりたいこと、やろうと思っていることがそれから外れていると、不安になったり自信をなくしたりします。
そういう考えを取り除いてしまえば、もっと自由な発想が生まれます。
独立して思ったのは、何の制約もないって不安だということです。
勤めているときは窮屈に思ったことも、縛るものが何もなくなると心細くなります。
そして、自分で自分のルールを決めるときによりどころにするのが、既成概念だったり、固定観念だったりするんじゃないでしょうか。
世間の常識の範囲内で行動するのは安心感があります。
でも、起業する以上は、人と同じことをやっていては埋もれてしまって、低価格とか採算度外視のサービスとか、絶対やってはいけない消耗戦に陥らざるを得なくなるのです。
不利な状況を逆手に取るとか、厳しい規制の中でどれだけ自由な商売ができるかとか、さまざまな状況下でも自分のやりたいことや新しい挑戦をしていくためには、日ごろから訓練が必要なんだと思います。
ニュース一つとっても、どうしてそうなっているのか、どうしたら回避できるのか、もっとよくするためには何をすればいいのか、ただぼんやり「へえ」って聞いているだけではなく、自分の頭であれこれ想定や推察して考える、そうすることによってさまざまな角度から物事を考えられるようになって、柔軟な頭を手に入れられるのでしょう。
誰もやっていないことや考えもしなかったことを事業化するというのは、すごいことだと思います。
ただ、私なんかは「税理士業」という既にたくさんの同業者がいて、消耗戦を繰り広げているなかで、全く新しいことではなく、既にあるサービスや商品をどう見せていくのか、どう売っていくのか、そっちの方で努力する方が合っています。
ゼロから生み出す能力は、おそらく持ち合わせていませんので。
ブルーオーシャンとかレッドオーシャンとか、誰でも聞いたことがあるとは思いますが、魚が少ししかいなくても、釣っている人はいるのです。
誰もいない場所を見つけるより、この場所でいかに釣り上げるか、そっちの工夫もやりようだと考えます。
その方が費用も時間も労力もかからない場合が多いですから。
誰もいない場所を見つけて大喜びしている人がいるかもしれませんが、そもそも魚がいるのか、ちゃんと見極めないといけませんよ。
誰も参入していないところというのは、そもそもニーズがないのかもしれませんから。
自由な発想、柔軟な考え方は、可能性を何倍にもすることができるようです。
私も今回のアドバイスで、いろいろな道が見えてきました。
どの方向に進むかは、私次第です。
自由な働き方をしているからこその楽しさでもあり、コワさでもあります。
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東京へはバイクで行きました。
今日は疲れて居眠りしてしまいました。
久しぶりに実家に帰って、両親と同居する姪っ子がとても喜んでいたと聞いて、私もうれしくなりました。
LINEで友達になって、さっそくメッセージがきましたが、あの赤ん坊がこんなに大きくなったんだな（中学2年生）と、しみじみ時の流れを感じました。
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