2019/09/03
今朝も霧の中
朝起きると濃い霧が立ち込めてます。
昨夜バイクのシートにカバーを掛けなかったことを後悔しました。
宿のご主人によると、霧は海沿いだけで、国道に出れば視界も開けるとのことです。
同宿のバイクの方は、もう少し霧が晴れるまで待つとのことでしたが、今日は300㎞以上走る予定でしたので、8時30分過ぎに濃霧の中出発しました。
霧多布の湿原の中を走っても走っても深い霧です。
霧のような霧雨のようなどんよりとした天気の中を、今日は層雲峡まで走る予定です。
44号に出て少し走るとようやく霧も晴れてきました。
38号に入って左手に海が見えてきたあたりで、ようやく青空が広がりました。
北海道に来てこんな青空を見たのは、おそらく初めてです。
海と空と開けた大地と、やっとガイドブックの世界が目の前に広がりました。
少し走るとまた雲が青空を覆ってしまいました。
昨日までの寒さほどではありませんが、やはりカッパは脱げません。
きょう最初の休憩地の道の駅うらほろで昼食です。
宿から152km、ちょっと頑張りました。
予定より1時間早く着いたので、少しゆっくりします。
今日のメインは三国峠
ゆっくり休んだ後は、十勝牧場の白樺並木を目指します。
北海道に来る前なら絶対敬遠していた砂利道です。
固い砂利道なので、注意して通れば問題ありません。
ずっと続く白樺並木と、並木の間から見える牧草地帯が本当にきれいでした。
午前中頑張って走ったので、午後は気分的にも余裕があります。
上士幌の街を抜けて、糠平湖越しに反対側のタウシュベツ川橋梁を見る計画でした。
国道沿いに車を止めて、「クマ注意」の看板を横目に見ながら雑木林の中を湖が見えるポイントまで歩きました。
知床でのクマ遭遇から、「クマ」にはちょっと神経質になっています。
今の時期はほとんど水没していました。かろうじて見える橋の上の部分をカメラに収めて、今日のメインの三国峠へ向かいます。
勘違いしていたのですが、三国峠の休憩所は十勝方面から行くと、ガイドブックのあの松見大橋を渡った先にありました。
てっきり手前かと思い、眺めてからわたるものだとばかり思っていました。
広大な樹海を見下ろすダイナミックな光景が見える橋の上を渡ったときには、すごいところを走っているぞとちょっと興奮しました。
あとで、あれがあの有名な橋だったんだなと知って、もっとゆっくり楽しめばよかったとちょっと後悔しました。
三国峠で小休憩です。宿まではあとちょっとです。
大昔層雲峡に来たときは、ずっと壮大な景色を眺めながら走った記憶があるのですが(車ですが)、こんなにずっとトンネルになっていたかなあ、記憶があいまいですが、景色はあまり望めませんでした。
それでも、宿のお風呂からダイナミックな景色を眺めることができて、北海道最後の夜をぜいたくな気分で過ごすことができました。
本日の走行距離は、342kmでした。
あまり走っていないと思っていましたが、約10日間で2000km、よく走りました。
☆★☆★編集後記☆★☆★
今日は37℃の予報です。
息をするのも苦しく感じます。
外出の予定は明日以降に延期です。