2019/09/03
もう8月ですね。
1年なんてあっという間です。
先日6月までの半年分の領収書がお客さまから送られてきましたが、なかなかやりごたえがありました。
毎月の分は大した量でなくても、まとまるとちょっと嫌になりそうな量になります。
会計入力朝飯前の私ですら2~3日かかるのですから、苦手な人はどれほど大変か…
ましてや1年分溜めてしまったら、やる気なんて起きませんよね。
帳簿はこまめにつけましょうというのはそういうことなのです。
確定申告前に慌ててやると、いい加減になります。
とりあえず終わらせなくちゃとなると、経費の漏れが必ず出ます。
電車賃やバス代のような小さなものから、
「あ~パソコン買ったんだった」というような大きなものまで、
ひと月前のことなら覚えていられますが、一年前のことになると覚えていられないのは当たり前です。
領収書をきちんととってあればいいのですが、失くしてしまうこともあるでしょう。
経費の支払先(買ったお店)と日付、金額を正確に覚えていれば、救済できる場合もありますが、まとめて手元にある領収書だけを機械的に処理したのでは、必ず経費から漏れます。
ことあるごとに書いていますが、個人事業主の最大の節税は、経費をもれなく入れることです。
法人と違って、節税の方法はとても限られているのです。
「節税」という言葉には関心が高いのに、帳簿をきちんと付けるということにはなかなか関心が向かない人が多いようです。
3月に入って慌てても遅いですよ。
今から少しずつでも始めましょうね。
申告期限までに申告書を提出できないなんてことにもなりかねません。
青色申告の人がせっかく会計ソフトを使って帳簿を付けていても、期限内に申告しなければ65万円の控除は受けられず、10万円の控除のみになってしまいます。
また、2年続けて申告書を提出期限までに提出できないと、青色申告が取り消されてしまいます。
こうなると、節税どころじゃないですよね。
それよりなにより、今いくら儲かっているのか、それとも赤字なのか、自分の商売の利益だってわからないまま1年間過ごすことになるのです。
悪いことは言いませんので、日ごろから帳簿を付ける習慣を身につけましょう。
それが無理なら、早めに専門家にご相談ください。
直前に税理士のところに駆け込んでも、断られる人が続出ですよ。
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