2019/09/03
「なんでまた、バイクに?」
よく聞かれますが、ただ何となくというのが正直なところです。
上達したらそれはそれでうれしいし、より安全に乗れるということはあります。
でも、ライディングテクニックにはそれほど興味はありません。
所有欲を満たすということではないことも確かです。
なぜなら、傷やへこみはあまり気にならないので。
なぜと言われるとよくわかりませんが、たぶん行きたいところに行ける気がするからだと思います。
どんな遠いところでも、どこまでも走っていけるような、自由になれる気がするからかもしれません。
バイクに乗るようになって、大げさな言い方をすると、人生が変わりました。
大切にすることが変わりました。
生き方や目指すところが変わりました。
物に対する執着がなくなりました。
バイクに積めるだけの物しか持たないで、日本中の行ってみたいところに行って、住みたいところに住んで、自由に生きてみたいと思うようになりました。
以前は、お金がないと長生きできないと思っていましたし、お金の不安があるから働ける限りは現役で働くつもりでした。
一生賃貸より、自分の家があった方が老後は安心なんじゃないか、この先ずっと落ち着けるところはどこか、住む場所も真剣に考えたりもしていました。
今は、「なんとかなるんじゃない?」という夫と二人、バイクであちこち周りながら、住みたいところを転々と移動するのも面白いよねと話しています。
バイクに乗るようになるまでは、考えられなかったことです。
既成概念とか固定観念とか、世間の常識とか、そんなことに縛られなくなったのも、大きな変化の一つです。
誰にどう思われるかより、自分がどう思うか何をしたいかが大切だと思うこと。
自然の美しさや季節の移り変わりに敏感になったこと。
とっさの状況判断や、危険を予測したり察知するようになったこと。
何より、生きる力が付いた気がします。
難しいことはわかりませんが、走るのが好きだから、ただそれだけで乗っていますが、たくさんのものを得た気がします。
楽しいですよ、興味のある人はぜひ一度乗ってみてください。
人生観が変わるかもしれません。
☆★☆★きょうのひとりごと☆★☆★
マンションの廊下には、毎日のように蝉がたくさん落ちています。
それを狙ってか、今日もカラスが部屋の外で鳴いています。
昔カラスに頭の上にとまられた経験があるので、いなくなるまで怖くて外に出られず困りました。