2019/09/03
赤いバイクを選んだ理由は、「目立つ」からでした。
そう、いかにも初心者らしい女が乗った赤いバイク、きっとみんなが警戒してよけてくれるに違いない。
狙い通り、乗り出したころは私の前後に車線変更してくる車はあまりありませんでした。
今はそこそこ乗れるようになり(すり抜けはしません・できませんが)、バイクとの付き合い方もずいぶん変わりました。
ファッションにこだわらなくなった
日常生活では少し気にしますが、バイクのファッションにはあまり興味がなくなりました。
最初のころはジャケットやグローブ、中に着るTシャツなども、一応こだわっていました。
今年はどんなジャケット買おうかな、このブーツかっこいいな、と雑誌やWebであれこれ見るのが好きでした。
今は、選ぶ基準は「実用的かどうか」この一点のみです。
夏は涼しく、冬は暖かく。これさえ満たせば見た目は気にしません。
昔はよく目についたツーリングで見かける「なんかダサい人」も今では気にならなくなりました。
髪を短く切った
「ヘルメット取った時に長い髪がサラッと・・・いいよなぁ」とよく聞きますが、あれはウソです。
乗り始めのころは背中の真ん中までの長い髪でしたが、ツーリングから戻るとバリバリで手櫛も通りません。
おまけに、高速を走っているとすごい力で後ろから髪を引っ張られているような感じになるのです。
一つに束ねていると、毛の束がぐるんぐるんプロペラのように旋回して、ハンドルにしがみついていないと頭が後ろに持って行かれそうになります。
ジャケットの中に入れておいても、いつのまにか出てきて、ぐるんぐるん・・・です。
ばっさり切ってしまったら、なんとサッパリ!
もう伸ばすことはできません。
すっぴんでも平気
近所のコンビニに行くのもさすがに憚られる年齢なので、普段はすっぴんで出歩くことはありません。
ヘルメットをかぶるとき、内側にどうしても化粧がついてしまうのです。
最初のころはヘルメットの内側のパッドを取り外して洗っていたのですが、だんだん面倒になりました。
だったら化粧をやめてしまえ!と、すっぴんに日焼け止めクリームを塗って出かけるようになりました。
ヘルメットかぶれば顔なんてわからないし、今のところ不都合はありません。
ただ、セルフじゃないスタンドや飲食店に入るときは、ちょっとだけ申し訳ない気持ちになります。
すっぴんを見せられた方、ごめんなさい。
まとめ
エンジン音やタイヤのグリップ感が気になるようになったら、不思議とおしゃれに関心がなくなってしまいました。
とりあえず形から入るタイプなのですが、すっかり入ってしまったら形はどうでもよくなるという経験は初めてです。
バイクに乗るようになるとは夢にも思っていませんでしたが、よっぽど性に合っていたのでしょう。
人様に迷惑かけないように、車の運転よりもっと早めに引退しなければいけないと思っていますので、今のうちにもっと自由に楽しみたいです。
☆★☆★編集後記☆★☆★
今週末は伊豆高原へツーリングの予定です。
そろそろ寒くなってきたので、あと2回ぐらい走って冬眠かなと思っています。