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お金に対する感覚は、使い方を意識しないと磨けない

time 2018/07/31

起業するなら、お金に対する感覚は磨くべきだなあと最近感じています。

収入が少ないと、ついケチケチしてしまうし、

まとまったお金が入ってくると、つい財布のひもが緩くなってしまう。

当たり前の感覚ですが、商売をするならそれじゃダメなこともあるのです。

必要な支出だったら、借金してでもしなければいけないし、

いくら手元にお金があっても、お金を使う価値があることなのかについては精査する必要があるし。

こういうことは日ごろから意識していないと、よほどの金銭感覚に優れた人でないと、間違ったお金の使い方をしてしまうでしょう。

 

私が独立して最初に感じたのが、「交通費って高い」ということでした。

事務所に勤めていたときは、毎月月末に精算していたので、いくら経費を使っているのかという感覚はありませんでしたが、意外とかかっているんですよね。

特に新潟に来てからは、東京に行くときには何件か約束を入れたりして、効率よく回れるように考えるようになりました。

今まで、お客さま訪問や相談の約束がある日は、他の用事は入れないようにしていました。

しっかり雑談の時間まで取ることで、距離が近くなったり、思いがけない情報を引き出せることがあるので、時間を気にして早々に切り上げるのがもったいない気がしていたからです。

次の約束に遅れることは絶対にダメですし。

ただ、そのやり方じゃだめなこともある、ということはこちらに来て学びました。

 

勤めていたときは遠方のお客さまの訪問は、月に一度の遠足気分で楽しかったものですが、私の働きがちゃんとかかったコストを回収できているか、経営者である所長は思うところがあったかもしれません。

 

コストは削るだけじゃダメです。

削ることを考えるより、どう使うかを考えるべきです。

何に使うか、どう使うか、また、使わないか。

こういう感覚は、すぐには身に付きません

起業を考えたら、普段の生活の中で、「この支出をすることでどんな効果が得られるのか」なんて考える習慣をつけると、起業してからお金の使い方で苦労をすることが減るかもしれませんね。

あくまで遊び感覚でいいと思います。

だって、なんでも「費用対効果」だけ考えて生活していたら、毎日がつまらなくてうんざりしてしまいそうですから。

たまには「ご褒美」とか「出世払い」なんていうのもないと、息が詰まります。

私は、ちょっとこっちの方が多すぎるのかもしれません。

反省です。

 

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9月から、仕事の拠点を東京に移す予定です。

新潟に来てみてわかったこと、来てみなければわからなかったこと、いろいろ考えて出した答えです。

もう少し近くなったらお知らせをする予定です。

 

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