2019/09/03
昨日の新潟市は快晴、絶好のバイク日和でした。
わが家は二人で、新潟県運転免許センターで開催されたグッドライダーミーティングに参加してきました。
申込み前から夫はやる気満々で、万が一に備えてハーレーにゴツいエンジンガードまで付けて、わくわくしていました。
私はというと、行ってみたい反面、車両持込みというところで躊躇、買ったばかりのZ900RSでコケたらいやだなあと、少々憂鬱でした。
それに、教習所でのドタバタ教習の日々が思い出されて、ちょっと心の引っ掛かりになっていました。
新潟県の免許センターは広大で、参加者は71名、ずらりとバイクが並んだ様子は壮観でした。
初めてのグッドライダーミーティング、緊張します。
参加者はほとんどが男性で、女性は10人もいません。
上級者と初心者、さらに、初心者の中でも自信がある・なしのクラスにわかれて、私は夫とは別の一番下のグループで受けることにしました。
一番下のグループを3つに分けて、先生一人に生徒7人、私たちのグループは、ひたすら自動車のクランクのコースをぐるぐる走りました。
短いコースだけれど、左右の切り返しとライン取りが練習できるから、ということで、先生からの個別のアドバイスを受けながら、相当回数ぐるぐるしました。
休憩を入れた後、コースを走ります。
結構長いコースで、クランク・S字・スラローム・Uターン、いろんなものが盛りだくさんで、ついていくのに必死です。
絶対遅れるからと、一番後ろにしてもらったのですが、何周かするうちに前の人がいなくなってしまいました。
ついていくのに必死で、当然コースも覚えていないため、クランクの出口でどちらに行ったらいいかわからず、ぽつんと停まっていました。
「わかんなくなっちゃいましたか?」
途方に暮れている姿を見かねたのか、先生の一人が救出に来てくれて、何とか午前の部は無事終了しました。
お昼を食べながら夫に、
「つらい、帰りたい…」
と漏らしたところ、
「僕は楽しいよ」
…
コースで迷子になったことを話したら、
「スラロームなんかは無理して通らなくても、1個飛ばししたらいいんだよ。初めての参加なんだから、できるところだけやって、楽しかったなあで帰ればいいんだよ。」
なるほど、この呑気さが私にあれば、私の世界がどんなに生きやすくなるでしょう。
そうか、できないところは無理しなくてもいいのか。
さっき先生に「行く方向を見ようとする努力の跡は見られました」と講評を受けたじゃないか。
ほめるところがないんだから、今日は行く方向を見ることだけ気を付けよう。
気が楽になり、午後の教習再開です。
先ほどのコースを1周し(スラロームをほどほどに自由に通れば何とかついていけました)、午後は急制動からです。
長い直線の3カ所で停まって、それぞれのところでアドバイスを受けます。
2本走って、2本目はきれいに停まれました。
盛大にほめていただいて、ちょっと気分も上がりました。
その後は2周、先ほどのコースを走りましたが、心配した夫がいつのまにか私の後ろを走ってくれていました。
案の定、2周目に迷子になりましたが、夫の先導で何とかゴールに着けました。
「思ったほどひどくなかった。ちょっと遅いだけだよ」
夫になぐさめられながら休憩です。
最後はフリー走行です。
コースは上級者がかっ飛んでいます。
「あの中に入る覚悟のある人だけコースに連れて行きますよ」
初心者クラスへの呼びかけに、半数以上の人がコースに入っていきました。
残った人たちは別の場所に移動して、8の字です。
教習所でうまくできなかったやつだ。また憂鬱になります。
まずは先生から、バイクの種類や大きさによって走り方が違う、気を付けるところが違いますと、ていねいな説明がありました。
そして、それぞれの走り方のお手本を見せてもらい、各人自分の練習場所に移動です。
敷地が広大なので、10人以上が同時に8の字ができる場所で、2人一組で交代でぐるぐる回ります。
夫が気のすむまでやって、休みたくなったらちょっとやらせてもらおうと、端によって見学です。
最初はとんでもないところまではみ出てしまい、全く8の字ではなかったのですが、何度か走るうちに、先ほど先生の言っていた意味が分かってきました。
8の字はライン取りと切り替えしだけでとりあえずは走れるんですね。
できなかったときは、入るときにパイロンの近くを通るから、次のパイロンに入るときに急角度になってしまい、どんどんきつくなってしまいます。
円の出口でパイロンに一番近くなるような弧を描ければ、次のパイロンに入るときに楽になりますし、パイロンとパイロンの真ん中での切り返しが楽にきれいにできます。
まだフロントフォークをグンと沈み込ませるようなアクセルとブレーキの使い方までは行きませんでしたが、何度8の字を描いてもきれいにリズムよく回れるようになりました。
夫も、
「上手になって僕もうれしい、さっき先生もバイクの操作にずいぶん慣れた人だねってほめてたよ」
と言ってくれました。
「すごくバイク倒れてたでしょ」
と気をよくして言ったところ、
「それはない」
…即答でした。
自分ではずいぶん倒しこんでたイメージだったのにな。
確かに、タイヤの白いラインはしっかりまだあります。
これが消えるくらいにはタイヤの側面まで使いたいものです。
転倒することなく、無事教習終了することができました。
今回の収穫は、8の字のコツがわかったことです。
忘れないように練習したいけど、無いんですよね、そういう場所が。
近所の教習所の二輪のペーパードライバー教習にでも行こうかと、本気で考えています。
午前中はつらかったけど、まあ、行ってよかったかな。
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