2019/09/03
初期投資は回収できてますか?
お店を始めるのに、開業資金、いくら用意しましたか?
自己資金と借入金を合わせた金額です。
開業するにあたって、最初に用意した金額が、その事業に投資した金額です。
法人で言えば、資本金です。
この投資は、事業を通して回収しなければいけません。
これを回収するということは、毎年出る利益が何年でその投資額になるか、ということです。
借り入れで開業資金を賄っている場合は、厳密に言えば利息もかかってきますが、そこまで入れると話が難しくなりますので、当初に借り入れた金額と、用意した自己資金の合計額で考えればよいでしょう。
例えば、お店を開業するのに5千万円かかったとします。
毎年利益が1千万円出たとしたら、その投資は5年で回収できます。
利益が100万円だとしたら、投資を回収するまでに50年かかる計算になります。
大切なのは毎年の利益の金額だけではない
確定申告するときに、税金の計算はその年の利益の金額をもとに行いますので、その年にどれだけ儲かったのかばかり気にします。
おそらく、最初に投資した金額について考えることはないでしょう。
でも、この「何年で投資を回収できるか」を意識しなければ、トータルでその事業が儲かっているのか、始めなかった方がむしろ良かったのか、わからないままです。
えっ、そんなことまで考えないといけないの?
はい、そうです。
お店をやるということは、経営者になるということです。
経営者ということは、ただの職人だったり販売員だったりではダメなのです。
経営者ならば、初期投資を回収し、利益を出し、商売を続ける原資を稼がなくてはいけないのです。
経営者が数字に無頓着なままでは、安定した経営を続けることは難しいでしょう。
ちょっと厳しかったですか?
せっかく始めたお店です。
長く続けられるよう、意識を変えていきましょう。
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お客さまから、高圧洗浄機をいただきました。
「いつもお世話になっているから」と。
夫が大喜びしています。
先日も、「お礼に」と別のお客さまから頂き物をしました。
心遣いに申し訳ない気持ちになりますが、少しでもお役に立てたのかなと思うと、なんだかうれしくて、ちょっと泣きそうです。
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