2019/09/03
わが家は外食率が結構高いです。
しかも地元で歩いて帰れるところばかりです。
一度気に入ると何度も続けて通ったりするため、すぐ顔と名前を覚えてもらえます。
「いらっしゃいませ山口様。いつもありがとうございます」などと言われると気持ちがいいため、あまり間を空けないで再訪します。
名前を呼ばれるって、なんだか特別感がありますよね。
以前通った病院で、症状を説明するときにいつも「患者様の場合には…」「患者様ですとこの治療法が…」と、毎回名前を呼ばずに「患者様」を連呼するのが気にさわって、手術後治療に一段落がついた段階で病院をかえたことがありました。
あなたにサービスしているとか、あなたのために一生懸命がんばるとか表すのに、名前を呼ぶのは有効だと思います。
いきなり「山ちゃん」とか「あきちゃん」とか親しげにされると、相手によっては逆効果になりますが、一定の距離や節度を保ってならば、名前を覚えてもらえるということはプラスに作用するはずです。
新規顧客開拓も大切ですが、最初のハードルはなかなか高いものです。
一度利用してくださったお客様に再び利用していただくことを目指す方が現実的です。
サービスや商品を気に入っていただければ、何度でも利用してくださる特別なお客様になっていただける可能性大です。
一度来たら二度と利用してもらえないような商売ではなく、何度も利用したくなったり、ほかの方に紹介したいただけるようなサービスや商品を目指すべきです。
いいものを扱ってるんだからほしけりゃ買いに来いとか、上手いもの食べたきゃ食わせてやる式の商売は成り立たないと思った方がいいでしょう。
商品や扱っているサービスにもよるかもしれませんが、利用するお客様が特別感を感じてくださるような付加価値をつけられれば、他との差別化も図れますし、値引きもしなくても済みます。
例えば、美容院やリフレクソロジーなどのサービスには、特別感や非日常感を求める人が多いと思います。
私も一度安い美容院に行きましたが、貧乏くさい内装や行き届かないサービスにうんざりして、二度と行かないと思ったことがあります。
安すぎるとかえって敬遠されるものもあります。
どこでどんなサービスを提供するのか、値段は適正か、それらがすべて上手くマッチしていると、お客さまは満足して再訪してくださるのではないかと思います。
自分ではなかなか判断は難しいことなので、利用してくださるお客様の声や、知り合いに体験してもらって、客観的な意見を集めることはとても有効です。
アンケートなどを活用して、お客様にとってのいいサービスとは何かを探ってみてください。
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