2019/09/03
2020年の東京オリンピック追加種目ということで、「スポーツクライミング」が注目されていますね。
ボルダリングのジムもあちこちにできていて、ちょっとおどろいています。
人工壁も岩場も楽しいです
相当昔ですが、フリークライミングに熱中していた時期がありました。
そのころは、今のようにおしゃれな感じではなく、どちらかというと地味で泥臭い感じでした。
「クライミングをやっている」と言うと、なにそれ?という反応が大半で、マイナーなスポーツといった印象です。
当時フリークライミングをやっていた人は山登りが趣味の人がほとんどで、私のように山登りが嫌いな人は珍しかったです。
始めたきっかけは、たまたま通っていたスポーツジムにクライミングウォールがあったから、ということでしたが、やってみると面白くて、土日は食事もせずに朝から夕方まで壁に取りついていました。
一番高いところまで登ると、ちょうどエアロビクスのスタジオと「こんにちは」します。
まるで珍しいものを見るように、エアロビの人たちに観察されていたのを思い出します。
人工壁のトリッキーなところも面白かったのですが、自然の岩場はまた違った魅力があります。
もっぱら城ヶ崎海岸でしたが、目の前に海が広がる絶好のロケーションで岩場を登るというのは、なんともいえない快感でした。
日光江戸村の忍者のように、ロープでスルスル下りたり、高いところを渡っていったり、昔お転婆だった血が騒ぎました。
誰でも楽しめます
競技としてやっている人は別ですが、趣味としてやるには最高です。
簡単な装備で自分の手と足だけを使って登ります。
手だけで登ろうとすると、すぐに腕がパンパンに張って登れなくなるのです。
基本は足です。
足で登って、手は壁から離れないように添える感じです。
それに、頭も使います。
壁に取りつく前に下からどのルートを通るかイメージします。
ホールドをひとつ間違えただけで、次に進めなくなるのです。
頭も体も使いますが、体力も腕力もそれほど必要としないので、子供からお年寄りまで楽しめます。
クライミングをやっている人はわかると思いますが、街を歩いていると無意識に登りやすそうなものを探してしまいます。
ビルやマンション、石垣など、どこから取りつけば登りやすいかなど、何を見てものぼることばかり考えてしまいます。
今でも、「ここは楽勝だな」などと考える自分に苦笑したりします。
久しぶりにまた登りたくなりました。
☆★☆★編集後記☆★☆★
天気が悪い日が続くと洗濯ができなくて困ります。
部屋干しは家の中がジメジメしそうで抵抗があるのです。
カラッと晴れてくれるといいのですが。