2019/09/03
よくテレビや雑誌などで片づけの達人と称する人がいろんな便利グッズや収納グッズを駆使して、家事や片づけを合理的にこなしているといった様子を目にします。
あれ、本当に便利なんでしょうか。
私がかつて試してみたものをご紹介します。
収納力アップ
100円ショップなどで売っているチェーンをクローゼットにぶら下げて、そのリングにハンガーを引っ掛けていけばシャツやブラウスを何枚も縦に掛けられて省スペースになるというもの。
これは無しです。
何枚も掛けると下になったシャツの襟はつぶれるし、変なしわも寄ります。
その当時はナラカミーチェのゴージャスなフリルのブラウスが好きでよく着ていたのですが、せっかくアイロンをかけたフリルも全部つぶれてしまいました。
ハンガーをいくつも縦に連結させるのも同じです。
省スペースの工夫をするくらいなら、ものを減らすべきです。
すきま収納
冷蔵庫と流し台の間に20㎝ほどの隙間がありました。
もったいないので、その隙間にぴったりと収まるキャスター付きの背の高い棚を入れました。
薄いため調味料や乾物などをガラスの保存容器に入れて並べていました。
見た目はきれいで、雑誌に出てくるようなしゃれた収納です。
しかし、当時使っていた冷蔵庫は側面から放熱するため、棚に置いていた容器が温められていたのです。
特に、下段の流し台と冷蔵庫に挟まれたところに置いていたものは熱くなっていました。
食品は変質してしまいます。
他に調味料を収納するスペースがないわけではないので、結局ものを置くのはやめました。
棚があるとかえって埃がたまりやすく、掃除の手間が増えて無駄な買い物でした。
かご収納
何でもかごに入れて、そのかごを棚に並べると見た目は確かにきれいです。
ただ、アクションが増えます。
棚にそのまま入れておけば、扉を開けて取り出すだけですが、かごに入れてあると、扉を開けて、かごを取り出して、中のものを取り出し、かごを戻す、という動作になります。
些細な事のようですが、ひんぱんに使うものの場合、結構面倒です。
めったに使わないものをかごに入れて高いところに収納する、というのは有効なかごの使い方だとは思います。
それ以外では使わない方が家事がスムーズです。
まとめ
以前は便利なグッズをたくさん買いました。
温泉卵器やたくさんの替え刃が付いたスライサー、パン生地もこねられるフードプロセッサー、折りたためるボウル、椅子としても使える踏み台、そのほかにもいろいろです。
結果、ほかの用途に使えなかったり、逆にたくさんのものに使えるように作られている分使い勝手が悪かったりで、すべて使っていません。
ずいぶん無駄なことをしてきました。。
「便利」とつくものに本当に便利なものはあまりないようです。
ひとの言う「便利」に惑わされず、自分にとって必要なものを便利に使うことが一番です。
☆★☆★編集後記☆★☆★
今日は花粉がひどかったです。
雨が降って油断しましたが、朝からくしゃみが止まらず、目がかゆくてかゆくて・・・
早く季節が過ぎ去ってほしいです。