税理士やめて なにしよう

愛車のZ900RSとバイク三昧のセカンドライフを目指して

記帳代行も必要ならばやっていきます

time 2016/02/17

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反面教師の税理士との出会い

税理士になる前、小さな会社で経理の仕事をしていました。

そのとき顧問だった税理士は、年に1度決算書に社長の署名捺印をもらうためだけに来る人でした。

社長に「100万利益が出るようにしてほしい」と言われるとその通りの申告書を作り、銀行に提出する試算表は改ざんし、税務調査では明らかな税理士のミスを指摘されても、社長には取り繕うためのウソを平気で言います。

私が経理をやるまでは会計事務所に丸投げでしたが、危機感を持ちましたので会計ソフトを導入し、自力で帳簿を付け始めました。

すると、仕事を取られるとばかりに私を敵対視して、電話で質問しても「お前に雇われているわけではないから答える必要はない」と切られてしまいます。

いまどきはこんな税理士はいないと思いますが、こんなダメ税理士に年間100万円以上払っていたなんて、もったいない限りです。

小さな仕事でも必要とされるならやりたい

会計ソフトがなかったころは、毎月の税理士の仕事は試算表を作ることだったようです。

今では誰でも簡単に帳簿や試算表が作れてしまいますので、以前のような記帳代行の仕事はなくなってしまうと言われています。

付加価値を付けないと税理士も生き残れないと、記帳はお客様自身でおこなっていただき、コンサルなどに力を入れないとだめだとよく耳にします。

私も一時期は記帳代行をやめようかと思ったのですが、それでもニーズはあるのです。

いろんな税理士の話を聞いて、いろんな業務スタイルをまねたり試したりしてみましたが、ようやく自分らしいところに落ち着きました。

ひとり税理士でやっていく、事務所拡大はしないと決めて原点に戻りました。

私はお客様が本業に専念できる環境づくりのお手伝いをすることが得意です。

それは記帳代行であったり、給与計算や業務の効率化のアドバイスだったりします。

経営の効率化を図る会計事務所からこぼれ落ちてしまった業務を、拾う人がいてもいいのではないかと思っています。

ちょっとした疑問や相談にていねいに向き合うことで、税理士に相談するという行為がもっと身近なものになることを目指していきます。

まとめ

結局、自分が一番落ち着くことをやっていくのがいいということなのでしょう。

何もやらずにあきらめたわけではなく、いろいろやった結果落ち着くところ、ということです。

ひとはひと、自分は自分、同じである必要はありません。

ひとのよいところはまねをしたり取り入れたり、違うところは自分がよいと思うことをする。

税理士としてこうありたいという目標は、10人いれば10通りあるのですから。

 

☆★☆★編集後記☆★☆★

昨日わが家でGWのツーリング計画について相談しました。

宿が希望通り取れるとよいのですが。

そのころならすっかりいい陽気でしょう。今から楽しみです。

静岡生活